01地蔵十王図
苦しむ人々を救う菩薩
地蔵菩薩
十王の審判とは別に、救済を担う菩薩
地蔵菩薩は、苦しみの中にある人々を救う菩薩として信仰されてきました。救いはこの世に限らず、地獄を含む六道のすべてに及ぶとされます。六道とは、迷いのある命が生まれ変わる、六つの世界を指します。
お釈迦さまの入滅後、未来に弥勒菩薩が仏となるまでの間、人々を導く役割を託されたとも説かれます。十王信仰においては、冥界で苦しむ亡き人にも救いをもたらす存在です。
日本では「お地蔵さま」と呼ばれ、子どもの守り仏としても親しまれています。道の辻や寺院などで身近に祀られ、生きている人の安らぎと、亡き人の救済の両方を願う信仰を集めてきました。



